2010年アザラシ猟:悲劇と希望
4月12日

今日再びアザラシ保護チームは、アザラシ猟船が猟を行っているエリアを上空から観測した。昨日は恐ろしい苦痛の様子を撮影したが、今日もアザラシ猟船がいる限り同じ様子を目にするだろうと確信していた。案の定猟師たちは、赤ちゃんアザラシを保護するための、形ばかりで不十分な規則でさえ無視していた。

しかし、アザラシたちのいる場所に近づくにつれ、猟が終わりに近づくのではないかと期待できた。今年はカナダのアザラシ毛皮のトップバイヤーが、赤ちゃんアザラシの毛皮を買い付けないという決定をした。別のアザラシ毛皮業者は、毛皮の買い付けを上限50,000枚とするとした。今年のアザラシ毛皮市場の需要の減少を鑑みると、どんな政府助成金も購入に貢献することはないだろう。

アザラシ毛皮市場は終わりを迎えている。カナダ政府の姿勢に関わらず、現行の殺戮を過去のものとし、収用することに必要なのが助成金だ(そして、これらの助成金は圧倒的にアザラシ猟に反対するカナダ国民からのもので、そのために使われるべきである)。

今年は許可された捕獲頭数が少ないというが、それはつまり10数万頭の赤ちゃんアザラシが殺戮を免れるということだ。彼らを守るための道は険しかったが、我々の使命はまだ終わっていない。しかし、我々の活動が功を成していることはにはほっとする。それはあなた方のおかげである。

2010年の商業アザラシ猟観測チームである我々アザラシ保護チームと共にいてくれてありがとう。アザラシ猟がその歴史を終えると信じて疑わない我々と思いを共にしてくれてありがとう。これまでにないくらい、今、我々は目的に近いところにいる。





2010年アザラシ猟:目撃者

4月12日

アザラシ猟の様子は昨日と同様である。悪天候の日にはなかなか氷上に近づけないが、そのような状況でも猟師たちはアザラシを殺すことをやめない。

昨日、アザラシ保護チームは頑丈なゴムボートから観測を試みた。しかし、数時間に及ぶ強風と高波に、我々は引き上げを余儀なくされた。殺戮が我々の観測外のところで引き続き行われるという耐え難い事実に愕然とした。

しかし、しばらくの後我々はニュースを受け取った。高性能カメラを搭載した我々のヘリチームが、強風の中、アザラシ猟が行われているエリアに到着した。我々がゆっくりと港に向っている間、ヘリチームはアザラシ猟船の上空を旋回し、全てをフィルムに収めていた。そしてそこには、いつものように違法が行われる様子があった。猟師たちは、アザラシの意識の有無を確かめることなく、槍にひっかけ、引きずり、引き裂いていた。

あるアザラシは胸のあたりを銃で撃たれた。血が吹き出す中、彼はゆっくりと頭を持ち上げ、這って進もうとした。猟師がやってきて彼を突き刺すまでの時間が永遠のように長かった。別のアザラシは、生きたままの状態で、猟船内にある血まみれのアザラシたちの死骸の上に放り投げられていた。アザラシがまだ動いているのに気づいた猟師は、彼女の頭をクラブで撃ちつけた。

これらの赤ちゃんアザラシたちは、この殺戮が続く間、想像を絶する苦痛に屈している。彼らはこの恐ろしい産業のせいで、最も悲惨な状態で死んでいく。

我々はこの苦痛を世界に示すためにここにいる。アザラシ産業は殺戮のむごさを公の目から隠しておきたいと思っているが、我々はそうはさせない。そして、あなた方のサポートもそうはさせない。あなた方のお陰で、これらの無抵抗な動物たちの悲惨な死は、アザラシ産業を終わりにすることだろう。この残酷な様子が世界に放映されれば、アザラシ製品市場は閉ざされ、消費者たちは殺戮反対の行動を起こすだろう。

我々が観測した恐ろしい猟の様子は、この残虐行為を擁護するものたちに抵抗する術を与えないだろう。






2010411HSUSニュース
http://www.cbc.ca/canada/montreal/story/2010/03/08/pei-seal-hu-ice-shea-584.html

2010年アザラシ猟:殺戮は続く
HSI(カナダ)ダイレクター、レベッカ・アルドワースさんによる「氷上の様子」中継

4月11日

彼らはほんの数フィート離れて氷上に横たわっていた。2頭の赤ちゃんアザラシは静かに眠っていた。平和な光景である。もし彼らが、数百メートル離れた所に、彼らの命を奪うアザラシ猟船が近づいていることを知っていたら!

危険を感じた1頭の赤ちゃんアザラシが顔を上げた。彼が落ち着きなく氷の向こうを見つめたとき、銃弾が彼の顔に打ち込まれた。彼は血を流しながら仰向けに倒れた。もう1頭のアザラシが心配そうに彼を見つめている間、更なる銃弾が氷の向こうから彼女の顔に打ち込まれた。大量の血が流れ出したが、彼女はゆっくりと頭を上げ前進し始めた。苦しみの中、ゆっくりと円を描くように動く彼女の後には血が続いていた。上空からは、彼女が鳴きながら彼女自身の血の中で滑っている様子が見て取れた。

終にアザラシ猟船がやって来て、彼女は更に撃たれた。彼女が倒れている間、最初に撃たれたアザラシはのた打ち回っていた。彼もまた苦痛に喘いでいた。猟師は氷の上を走って来て、2頭のアザラシの頭に槍を突き刺した。アザラシが息絶えているかどうかを確認することなく、猟師はアザラシの顔を引っ掛け、猟船に向って引きずっていった。ヘリから観察していると、1頭のアザラシがまだ動いているのが見えた。それにも関わらず、猟師はアザラシたちを順番に引き裂いた。恐怖と苦痛に満ちた死である。そして、なぜこの殺戮が廃止されなければならないかという更なる証拠である。

多くの年月、我々はご都合主義的なカナダの政治家がアザラシ猟産業とアザラシの毛皮市場を推進する無意味なイベントを企画するのを目にしている。だが、これらの政治家たちは今皮肉にも口を閉ざしている。赤ちゃんアザラシたちが氷の上で受けている虐待に、政治家たちは発する言葉を見つけられない。

私は彼らを非難しない。この3日間我々が収めた映像を擁護できる言葉があるだろうか。自らの血の中でむせる傷ついた赤ちゃんアザラシの叫びに勝るプロパガンダ(宣伝)があるだろうか。銃弾に顔を裂かれた赤ちゃんアザラシの苦しみに満ちた鳴き声を抹消できる言い訳があるだろうか。

政治家たちには発する言葉が見つからない。言い訳もない。なぜなら、そんなものは存在しないからだ。

我が国(カナダ)の政治家たちがアザラシ猟産業を国際的な段階に推進しようとするとき、我々の準備もできている。我々の証拠映像が世界的に放映されるとき、カナダ政府は何と言ってこの殺戮が「人道的」だと説明するのだろう。




200955HSUSニュース

HSIがアザラシの勝利に拍手

ストラスブール、フランスーHSIは欧州議会がアザラシ製品における強力な取引禁止を圧倒的多数で票決したことを評価した。

「欧州議会がアザラシ製品の取引禁止を決定したことは歴史的なことです。この禁止はグローバルに非難されているカナダのアザラシ殺戮廃止の一歩であることを示しています」とHSIカナダのダイレクター、レベッカ・アルドワースさんは言う。

議会は、カナダの商業アザラシ猟にとって主要な市場の閉鎖を意味する、欧州市場におけるアザラシ製品取引に対する強い規制を票決した。
評議会と委員会は既に趣旨に同意しており、火曜の全体投票で規制の最終段階が決まる。議会における圧倒的多数による票決の見地から、規制は2010年に発効する見込みである。

欧州はカナダのアザラシ産業の主要なマーケットであり、輸出の3分の1を占めると見られる。また、世界での取引の4分の1を占める。
近年では、11カ国においてアザラシ製品の取引が禁止されたり、禁止を決める意向が発表されている。1972年にアザラシ製品の取引禁止を決定した合衆国に続いている。

これまでの主な出来事

2009年4月:欧州での取引禁止体制に伴い、カナダでのアザラシ皮の価格が15カナダドルに下落(2006年比で86パーセントの下落)。多くのアザラシ猟師に猟に出ないことを選択させる結果となった。338,200頭の割当に対し、現在捕獲されている数は60,000頭に満たない。これは、多くの赤ちゃんアザラシが残酷な死を免れたことを示すだろう。

2009年3月:カナダのマック・ハーブ上院議員がカナダで初めて商業アザラシ猟廃止のための法案を提出。

2009年3月:合衆国議会がカナダ政府に対し、商業アザラシ猟廃止の決議を要請。また、欧州議会に対し、アザラシ製品取引禁止を強く要請。

2006年:欧州議会のメンバー425人が、欧州におけるアザラシ製品取引禁止の決議案を提出。同年、欧州評議会が25の加盟国に対し、アザラシ製品取引禁止を進めるよう要請。

2006年:クロアチアとメキシコがアザラシ製品の取引を禁止。
過去数年において:欧州連合の9カ国がアザラシ製品の取引を禁止、もしくは禁止に向けて動いている旨を発表する。

アザラシ猟の事実
1)カナダの商業アザラシ猟は、年間に無数の子アザラシが毛皮のために殺されるという地球上で最大の海洋哺乳生物の殺戮である。

2)獣医学専門家は、商業アザラシ猟は本質的に非人道的であると結論し、科学者は現在の捕獲数はアザラシ人口を絶滅させる危険にあると警告している。

3)カナダの商業アザラシ猟は、ニューファウンランドの国民総生産の0,5パーセント以下にすぎず、平均でもアザラシ猟師の年収入の5パーセント以下である。

圧倒的多数のカナダ国民は、商業アザラシ猟に反対しており(Environics Research 2005)他国がアザラシ製品の取引を廃止することをサポートしている (Pollara 2007)。





2009421HSUSニュース

新しい規制、変わらない残酷性:HSIカナダが2009年度商業アザラシ猟について真実を明かす


HSIカナダは、初めてアザラシ猟廃止法案を議会に提出したマック・ハーブ上院議員と共に記者会見を開き、2009年度商業アザラシ猟の映像を公開した。
映像には、カナダの海洋哺乳動物保護規制に明らかに違反する、非常に残酷な行為が収められていた。


Some sealers were all smiles during the slaughter on the ice.c The HSUS/Frank Loftus


「今年我々が記録した残酷行為の様子は、猟がこれまでもずっといかに残虐で非人道的であるものかを証明しています」とHSIカナダのレベッカ・アルドワースさんは言う。

「我々は、海面で繰り返し撃たれ、生きて痛みに苦しんでいるうちに切り裂かれ、怪我をしたまま氷上に放置され、怪我をし、海の中に逃れたもののゆっくりと痛みの中で死んでいく多くのアザラシを撮影しました。カナダ政府はアザラシ猟許可を買戻し、この残酷な猟を終わらせる時に来ています。」

獣医学専門家は、カナダの商業アザラシ猟は本質的に非人道的であると繰り返し述べている。猟が行われる環境状態やスピードに問題があるからだ。


No matter what the government says, there's no hiding the bloody nature of the hunt.c The HSUS/Frank Loftus

「最善の努力を尽くしても、カナダ政府はこのように危険な状態で、短期間に行われる商業活動を単に規制できないのだ。」とハーブ上院議員は言う。
「ダービー・スタイルである商業アザラシ猟は、決して人道的ではなく、猟にかかるコストの経済的現実性と高級なアザラシ毛皮の市場がないことを考慮すれば、決して利益はないだろう。」


「私は猟が行われる際の危険な状況と、ショッキングな残酷性をこの目で見た。カナダ国民の大半は商業アザラシ猟が永久に廃止されてほしいと思っている。

商業アザラシ猟に対する圧倒的な反対は、世界の多くの国にアザラシ製品の輸出入停止を決めさせた。カナダにおけるアザラシ皮革の価格は、今年15カナダドルに下落した。需要がないからだ。これは2006年から86パーセントの下落である。

多額の政府援助金にも拘らず、アザラシ猟はニューファウンランドとラブラドールの国内総生産の0,5パーセント以下でしかなく、ニューファウンランドの漁業陸揚価格の2パーセント以下である。アザラシ猟師は商業漁業従事者であり、アザラシ猟による収入は年収の5パーセント以下である。







2009327HSUSニュース

生き残るとは

世界で最も残酷な海洋哺乳生物の殺戮を観測する時間は、これまで、そしてこれからもずっと私の人生において最も過酷な時間だ。

この11年間に及ぶカナダの商業アザラシ猟の記録において、数え切れないほどの赤ちゃんアザラシが、慈悲心よりも利益を求める手により残酷に殺されるのを観測した。

この賢く、美しく、純粋な生き物が毛皮のために殺されるのを見るのは絶望的だ。殺戮は無力さと犠牲の念をつきつける最悪の暴力だ。しかし、氷上には私の心に重くのしかかったある目撃者がいた。

時に、数頭のアザラシが猟師の目を逃れたり、殺されるには幼すぎるという理由で死を免れる。彼らは、無数の仲間が殺されるのを目撃している。生き残った者も犠牲者も、これらのアザラシは特別だ。

猟の最中、猟師たちは彼らの割当数を満たすべく、できるだけ短い時間で、できるだけ多くのアザラシを殺そうとする。まず、赤ちゃんアザラシの群れを襲い、それから一頭ずつ殴り殺す。アザラシは必死に逃げようとするが叶わない。しかし、時に白い毛皮で覆われている赤ちゃんは、殺すには幼すぎるために死を免れる。猟師達は、これらの赤ちゃんが数日のうちには白い毛が抜け落ちることを知っていて、その時にまた戻ってきて殺すのだ。

そうして逃れたアザラシの赤ちゃんたちが、仲間の死骸と血の間を、恐怖に満ちて這っていた。生後ほんの3週間、まだ泳ぎも知らず、最初のエサも口にしていない者達だ。そんな彼らが、大人の人間でも正視できないほどの残虐行為を目撃したのだ。この「猟」の恐ろしい本質が私を打ちのめした。

水曜日、ほぼ割当数を捕獲した猟師達は遂に猟を終了し、我々は今や殺伐とし血に覆われた氷上を進んだ。我々は1頭の赤ちゃんアザラシが氷上の小さな穴に潜り込もうと這っているのを認めた。我々が近づくと彼は頭を隠し、明らかに怖がっていた。大丈夫だと伝えるために優しく語りかけようとしたが、彼はただそこにじっと隠れ怯えていた。私は、人間として、ただひとつこのアザラシに対してできることは、彼をそっとしておくことだと悟った。私は彼のトラウマと恐怖を感じ、彼がずっと頭を隠しているのでその場を去った。自分の無力さに絶望的になった。

これはカナダ商業アザラシ猟におけるたったひとつの悲劇でしかない。これは荒廃と苦痛に満ちた冷酷な殺戮だ。しかし、アザラシの赤ちゃんの表情を理解するのが苦しいだけ、私の心にはまた希望もある。一日一日、我々はこの残虐行為の永久廃止に向けて近づいている。

近年、10カ国以上がアザラシ製品の取引を禁止している。米国ではカナダ製品のボイコットが更に支持され、世界の多くの国で反アザラシ猟の声が上がっている。

死を免れたアザラシの赤ちゃんの顔と、既に殺された無数のアザラシたちを忘れることなく、全てのアザラシが生存者となる、そう遠くない日に目を向けます。常識と慈悲と同情心と、赤ちゃんアザラシたちが氷上に存在する日に。






2009325HSUSニュース

地獄の上のホバリング

今日はとても辛い日だった。
マグダレン島の猟師たちは割り当てられた捕獲数のほとんどを昨日までに殺してしまった。

そのため、今日は残りを素早く殺していくだろう。
この殺戮の残酷な現実を撮影するのに、ほんの数時間しかないということだ。
私たちのヘリコプターは日の出と同時に出発し、突風に煽られながらも殺戮現場に到着した。水平線に捕獲数に達するまで出来るだけ多くのアザラシを殺しながら氷盤を進んでいくアザラシ漁船が見えた。近づいていくと血が見えてきた。血の巨大なプールが氷の上に広がっていた。

数百フィートごとに数十の死骸が不気味な山をなして放置されていた。


SBlood was everywhere.c The HSUS/Glovere

漁船に追いついてカメラを回し始めると、1分も経たずにアザラシ猟師の一人が海洋哺乳類規制法(残虐行為の軽減を意図したガイドライン)に違反した。切り裂く前に動物が気絶しているかどうか確かめようとしなかったのだ。周囲では怖がるアザラシたちがクラブを避けて這って逃げようするが、逃れることができない。

出来る限りすべて撮影したが、1時間内に猟師たちは捕獲許可数に達した。漁船が岸に向かうころ、私たちは結果を撮影するために着氷した。氷の上は静寂だった。
猟師たちは視界の範囲のアザラシをほぼ全て殴り殺した。皮を剥がれた赤ちゃんアザラシの墓が氷上の四方八方のあった。生気を失った多くの目が氷の上を移動する私たちを追いかけた。
少し先に2匹のアザラシの赤ちゃんが見えた。この赤ちゃんたちは体全体を覆っている白い毛皮のために救われたのだ。しかしこの子達の救済は一時的なものである。猟は金曜に再開され、何百、何千頭ものアザラシが死ぬのだ。

氷でできた小さな洞穴にもぐりこんだ赤ちゃんのそばを通りすぎた。
私たちが近づくと彼は頭を隠し、明らかに恐れていた。大丈夫だと伝えるために優しく話しかけようとしたが、彼はそこに横たわり、頭を隠した。この生後3週間のアザラシの赤ちゃんは、目の前で数百頭ものアザラシが殴り殺されるのを目撃したばかりなのだ。彼にとって、人間とはクラブ、暴力、そして痛みでしかない。

今日、この恐怖を撮影した。
とても小さな死骸はこの殺戮が毛皮のためだという明確な印だ。
数千ものアザラシたちが誰も必要としない毛皮のために、ここで痛々しく死んだ。

金曜には第二の猟の場所へ出発する予定だが、私はそこで何を目撃することになるのか知っている。でもこの終わりが近いてきており、このような残酷さを二度と見ないですむ日が来るということも知っている。
次の猟の場所となる遠隔地域への準備を整えている間に、ぜひ私たちのチームの一員となってください。
humanesociety.org/protectsealsのウェブサイトを見て、この残酷さを永久に止めるために何ができるかを知って、そして伝えていくのを手伝ってください。






2009323HSUSニュース

夜明けの殺戮
カナダの商業アザラシ猟がスタート

今早朝、猟師達はカナダ東海岸のアザラシの楽園で猟を開始しました。殺されたアザラシの中にはまだ泳ぎも覚えておらず、初めてのエサも食べていない幼いものもいます。


Sealers load a baby seal skin onto a boat. 03-23-09 c The HSUS/Loftus



商業アザラシ猟がスタートしました。今年の捕獲数は280,000頭です。

アザラシ達は慈悲心よりも流行に関心を持つ、心ないファッション産業の犠牲となり、毛皮のために殺されます。

ブラッディ・マンディ

霧と雪の困難を切り抜け、我々のヘリはセント・ローレンス湾へ到着しました。
ほんの数週間前まで、我々は赤ちゃんアザラシと共に氷上にいました。
それが今日、氷は血で覆われています。氷上の血とアザラシの死骸が、遥か上空からでもはっきりと観察できました。悲しさに打ちのめされる光景でした。

確固たる残虐さ

カナダのような先進国が、このような残虐な猟を行っている様子を最初に目の当たりにすると、ほとんどの人はショックを受けます。



それなのに、カナダ政府は世界に向けて堂々と、海洋哺乳生物法が猟の安全性を保証するものになり、猟は今や人道的であると言います。
でも、真実はひとつです。






2008723HSUSニュース
欧州連合、アザラシ製品の禁止へと動く

2006年、欧州議会の環境メンバーであるカール・シルター(スウェーデン)はHSUSと共にカナダの商業アザラシ猟を観測した。
その後間もなく、彼は欧州連合27カ国においてアザラシの皮革製品を始めとするアザラシ製品の取引禁止を求める宣言書を、欧州議会で支持した。

宣言書は欧州議会の425のメンバーに承認された。
そして今日、残酷な商業アザラシ猟を廃止するための歴史的な一歩として、欧州委員会は欧州連合国内での大多数のアザラシ製品の取引禁止案件を適応した。
HSUSは用心深くも、これは大変大きな一歩であると考える。

非人道的性質

毎年、世界中で何千頭ものアザラシが商業目的で殺されている。中でも、カナダの商業アザラシ猟はこの地球上で最大の海洋哺乳類殺戮であり、過去4年間だけで百万頭以上ものアザラシが殺されている。獣医によれば、この殺戮は、猟が行われる環境状態、速さ、監督者なしという点において、非人道的である。

政的支援

欧州政府はこの案件に以下のようにコメントしている。

「欧州の人々及び欧州議会は(アザラシ製品取引の)完全禁止を支持するだろう。アザラシ製品取引を完全に禁止することによって、欧州は商業アザラシ猟の残虐性に関与していないと証明されるからである。」 (ニール・パリシュ、英国欧州議会保守党メンバー、動物福祉インターグループ会長)

「委員会の発表は、地球上におけるアザラシ達にとって、勝利のための重要な一歩です。議会においては(取引の)抜け穴をしっかりと綴じ、商業アザラシ猟によるアザラシ製品の取引が間違いなく廃止されるように、この案件を強化することが非常に重要です。」(キャロリン・ルーカス、英国欧州議会環境メンバー)

「欧州の人々は欧州国内における商業アザラシ猟の廃止をずっと望んでいた。この発表はそれを現実のものにするための、とてつもなく大きな一歩である。欧州議会は残酷に殺されたアザラシの製品の取引を廃止するために全力を注ぐだろう。」(ダン・ヨルゲンセン、デンマーク欧州議会社会党メンバー)

公的支援

カナダのアザラシ殺戮は、圧倒的多数のカナダ国民、及び欧米国民により反対されている。最近の調査ではカナダ国民の3分の2が、欧州におけるアザラシ製品の取引禁止を支援している。

次なるステップ

この案件の適応はアザラシにとっての勝利であり、我々はこの殺戮の永遠の廃止に非常に近づいたことになる。だが、委員会は、この猟は「人道的」であり、アザラシは必要以上に苦しんでいないとする国からの製品の免除を、最近の素案に含んでいる。こうした免除は、それらの国に、氷上での殺戮が監督されることなく行われる一方で、紙上の規制を緩める手段を与えてしまうかもしれないだろう。
ラッキーなのは、まだ行動する時間が残されていることだ。案件は間もなく欧州議会へ届くだろう。そこでは、この免除が排除される可能性がある。欧州国民及び議員は協力な法を求めている。商業アザラシ猟による全ての製品の取引を完全に禁止する法律をだ。






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